ブレーメン (Bremen)は、グリム童話「ブレーメンの音楽隊」によって良く名前が知られている町です。最近は卓球の愛ちゃんがここで戦ったのでよく知られているかも。
ブレーメンの歴史は古く、782年に初めて記録に登場します。この遙か前、紀元前や石器時代にもこのあたりに人が住んでいたことは発掘された遺跡などから明らかになっています。787年にカール大帝によって司教区が設置され、845年に大司教区に格上げされました。
ブレーメンは交易の要所として順調に発展し、1358年にはハンザ同盟に加盟します。そして1404年には騎士ローラント像、翌1405年には市庁舎が完成します。
しかし、17世紀の30年戦争によって、ブレーメンは独立を保ちながらもスウェーデンに支配権が移されてしまいます。さらに18世紀の大北方戦争終了後、ハノーファー選帝侯に従属することになります。その後1866年にプロイセンに併合されました。
第2次世界大戦では連合軍の激しい爆撃を受け、町の約7割が破壊されてしまいました。しかし戦後復興が行われ、美しい町並みは見事に再現されました。2004年には市庁舎とローラント像が世界遺産リストに加えられています。
現在、ブレーメンはブレーマーハーフェンと2つの都市で1つの州となっています。またハンザ都市であるため、町の略号はHBです。DB利用の際は注意してくださいね。
このブレーメンに2003年12月30日に行ってきました。前日はハンブルク泊だったので、そこからブレーメンまでは約1時間。帰りはICEでヴュルツブルクに帰りました。
中央駅から見所の集まる町の中心へは歩いて15分弱。途中豚さんなどにであえます。
ブレーメンのシンボル的存在が、市庁舎です。
この市庁舎はゴシック様式にて1405〜10年にかけて建てられました。その後1600年頃にマルクト広場側がルネッサンス様式で増築されました。
この市庁舎の見所は、なんと言っても内部のホールです。美しい装飾のなされた木製の階段、黄金の間等がみどころです。内部はツアーのみでの見学ですので、市庁舎すぐ横にあるインフォでチケットを買います。ガードさんはとても親切で、ドイツ語ツアーにもかかわらず英語での解説もしてくれました。