アウグストゥスブルク城は、1725〜68年に建てられた、ドイツを代表するロココ調の宮殿です。
1725年、ケルン司教クレメンス・アウグスト(Clemens Augst)は、建築家(Johann Contad Schlaun)に中世の城の跡地に城の建設を命じます。
1728年以降、バイエルンの宮廷建築家キュヴィリエにより、アウグストゥスブルク城は当時最も華麗な宮殿へと変化をとげ、1768年に完成します。とりわけ素晴らしいのが、ヴュルツブルクのレジデンツを設計したバルタザール・ノイマンによる斬新な設計の階段の間です。
付属のバロック庭園は、1728年にDominirue Girardによってフランスの伝統に則って作られました。また1840年にPeter Joseph Lenneによって森林公園が作られました。
この森林公園を抜けると、狩用の小城である、ファルケンルスト城に出ることができます。
1729年から37年に、サギ(狩の対象)の飛行ルート上に、キュヴィリエによってこのお城は建てられました。食事の準備などのために、左右に小さな建物も建てられました。この城で最も美しいとされるのが、貝殻で装飾されたMuschekapelleです。
このドイツロココの最高傑作の1つである、アウグストゥスブルク城とファルケンルスト城は、1984年にユネスコの世界遺産に指定されました。
また両方の城で、年に何回かコンサートが行われています。いずれも少人数制です。人数が多くないのでじっくり音楽を楽しめるのではないでしょうか。
アウグストゥスブルク城の見学はツアーのみです。ツアーは基本的にドイツ語。英語の場合はカセットを借りるのが原則です。が、僕たちの時はお姉ちゃんが簡単な英語でツアーをしてくれました。
アウグストゥスブルク城で面白いのが、夏用冬用の部屋がはっきりと別れていることです。タイル張りを多く用いた部屋が夏用、他の部屋は冬用となっています。
階段の間は噂通り鮮やか。さすがノイマンといったところ。また小さい礼拝堂が有りますが、ここの床の寄せ木作りはオリジナルだそうです。また付属庭園は2階からだと全体がよく見えてとても美しいです。
アウグストゥスブルク城から森を抜けて線路をくぐって約20分程度でファルケンルスト城につきます。この城は自由見学です。英語のパンフをくれますので貰ってゴーです!
城の中はとても小さくこぢんまり。でもロココの装飾は見応え十分!左の小館は狩に関する博物館になっています。
いずれの城も写真撮影はダメだって。残念・・・