シュヴァルツヴァルトから流れ出て、ヨーロッパを横断する大河ドナウとロマンチック街道が交差する町がドナウヴェルトです。
ドナウヴェルトはアウスブルク(ドナウヴェルトの南)とニュンベルク(ドナウヴェルトの東)を結ぶ重要な街道上にあり、中世には交易都市として大いに繁栄しました。しかし1945年の連合軍の空爆により町は破壊されました。その後ドナウヴェルトの町並みは忠実に再現され、今日に至っています。
僕は2003年の3月1−2日と、ドナウヴェルト、ネルトリンゲンそしてディンケルスビールをまわる旅にいきました。最初の目的地はドナウヴェルトです。
ドナウヴェルトはドイツ鉄道の幹線上にある町なのでアクセスもよく、ヴュルツブルクからICでもいけます(ただし早朝と夕方のみ)。
ここはやはり各駅停車での旅と言うことでのんびりといきました。ヴュルツブルクからおよそ1時間40分いったところのTreuchtlingenという駅で乗り換えて計2時間10分程度でドナウヴェルトにつきます。
ドナウヴェルト駅前には何もなく、あるのはバスターミナルと郵便局だけ。駅からてくてくと約10分かけて町の中心へと向かいます。
ドナウヴェルト中央駅から商店街を通り抜け、橋を2つほど渡ると目の前に赤いリーダー門(Rieder Tor)が現れます。
この門は現在ドナウヴェルトに残っている唯一の門で、この中には市歴史博物館(Haus der Stadtgeschichte im Rider Tor)になっています。
門をくぐり少しいくと、正面にドナウヴェルトの市庁舎が現れます。
1236年に最初に市庁舎が建てられますがその後火災なので焼失し、ネオゴシック形式として建てられたのが1853年です。また1986年にグロッケンジュピール(Glockenspiel)が取り付けられ現在に至っています。市庁舎の奥に観光案内所があります。
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ドナウヴェルトで現存する唯一の門、赤いリーダー門。この日は門の下でアコーディオン弾きのおじちゃんがいました。 |
リーダー門についている解説板。ドナウヴェルトの観光要所にはすべてこのような解説板がありました。 |
市庁舎の前から始まるドナウヴェルトのメインストーリーがライヒス通りで、その中程にタンツハウスがあります。
タンツハウスはダンスホールのことで現在でも時折ダンスホールとして使われているそうです。
この建物は1945年の連合軍の空爆により全壊し、1973年に再建されました。現在はダンスホールだけでなく、考古学博物館(Archeological Museum)のほか、カフェ・レストラン、さらには一般の商店も入っています。
タンツハウスから少しライヒス通りをいったところにドナウヴェルトの聖母教会があります。1444年5月11日から1467年12月4日に作られたゴシック様式の教会です。
なかは天井がとても高くかつ明るいです。この教会ですばらしいのがなんと言ってもステンドグラス。祭壇後ろのステンドグラスはもちろんですが、個人的には左右の窓のステンドグラスのすばらしさに感動です。
パンフが置いてあるのですがドイツ語なのでさっぱり?なのが残念なところ。個人的に大当たりの教会。お勧め。