フルダはドイツの使徒とも呼ばれるボニファチウスの霊廟があることで知られる、バロック建築が多数存在する宗教都市です。またフランクフルトからワイマールなどへ赴くゲーテがしばし立ち寄った町としても知られています。
フルダは744年にボニファチウスの命により、弟子であるシュトゥルミウスにより修道院が建設されたことで歴史が始まります。その後754年にボニファチウスが殺害され、フルダの埋葬されたことにより修道院は聖地巡礼の場所となりました。そのため多くの土地が寄付されて急速に発展していきます。
1019年には市を開く権利をえました。12世紀初頭には都市権を得ていたと言われています。1220年にはフルダ大修道院長は領主の地位も獲得し、領主大修道院長となります。17世紀になると大聖堂や宮殿がバロック形式に改装されます。これが現在のバロック都市フルダのもとになっています。1752年には司教領主に格上げされました。
第2次世界大戦後は、東ドイツからの防衛の拠点としてアメリカ軍も駐屯しましたが現在は撤収しており、現在ヘッセン州東部の経済・文化の中心となっています。
このフルダに2004年2月14日に行ってきました。ヴュルツブルクからはICEで約30分。ラクチンアクセスです。中央駅から町の中心までは歩いて10分程度です。
大聖堂はフルダで最も重要なバロック建築に一つです。
大聖堂は9世紀にバジリカ形式の教会として建てられました。ここには素は礼拝堂があったとされます。
1704〜12年にかけて、ヨハン・ディーンツェンホーファーによってバロック形式の建物に立て直されました。見事な漆喰装飾がなされています。
教会の地下にはボニファチウスの墓があります。また見事なパイプオルガンも見物。僕は閉館で行けなかったのですが、博物館も併設されておりそこには歴史的な司祭礼服や数々の宝物があります。こちらも是非訪れて下さいね。