ホーエンフルヒは、ショーンガウから5キロほど北に行った、まわりを自然に囲まれた小さな農村です。
またホーエンフルヒは、ヴィルトシュタイクへと続く「プファッフェンヴェンケル(Pfaffenwinkel)」の起点に位置しています。このバイエルン州のアルプスの麓に広がる、自然を楽しむ休暇地には、見応えのある数多くの修道院等が存在しています。
2003年7月5日〜6日にかけて、ホーエンフルヒ、ショーンガウ、パイティングを回ってきました。初めの目的地はホーエンフルヒです。ホーエンフルヒへの路線バスがショーンガウから出ているので、まずショーンガウに向かいました。
ヴュルツブルクからミュンヘンーパジング(München-Pausing)へ行き、ここからローカル線でヴァイルハイム(Weilheim)まで行きます。さらに乗り換えてショーンガウまで行きます。ここまで約4時間。ちなみにアウクスブルクからショーンガウまでの直通ローカル線もあります(帰りはこちらを利用)。後者のルートの方が実は10ユーロ程度安くつきます。ヴュルツブルクからショーンガウまではどちらのルートでも4時間程度。
ショーンガウからホーエンフルヒへはランツベルク行き路線バスで15分程度です。平日ならショーンガウ、ホーエンフルヒ、アルテンシュタット(Altenstadt)の巡回バスもあります。土曜は前者のバスが2本だけ、日曜祭日は全バスが運休です。歩いていくのにはちょっと遠い距離です。
ホーエンフルヒのマリア昇天教区教会(またはSt.Mary)は、B17のバス停から7〜10分程度行ったところにあります。
この教会は14〜15世紀にかけて建てられます。教会の塔もこのとき建てられました。1750〜4年にかけて、現在のようなロココ様式に改装されています。
この教会は、1480年頃につくられたゴシック様式のマドンナ像があることで有名です。
ホーエンフルヒのマリア昇天教区教会は残念ながら鉄格子がかかっており、中に入ってじっくりと見ることはできませんでした。中を見るならミサが終わった直前などを狙わないと無理かと。
ホーエンフルヒの町はずれ、小高い丘の上に聖ウルズラカペレがあります。「聖ウルズラ」はイカダ師の守護聖人です(昔は、このあたりからレヒ川を通ってドナウ川にすすみ、黒海までイカダで荷物を運んでいたそうです)。
後期ゴシック様式のこの聖ウルズラカペレは、1520〜21年に建てられました。しかし残念なことに、内装品のいくつかは盗難に遭ってしまっています。
残念なことに、この聖ウルズラカペレは通常閉まっています。しかしこのカペレから見るホーエンフルヒの町並みは必見です!これだけを見るためにここに来る価値は十分あります。
ホーエンフルヒは小さな町で、町を少し離れるともうそこには緑豊かな牧草地が広がっています。サイクリング道が町を縦断していますので、サイクリングしながらこの町を訪れるのが一番いいでしょう。