ランツベルク (Landsberg am Lech)

ランツベルクはレヒ川の麓に広がる、人口2万5千人の町です。

この地に人が住み始めたのは、発掘調査によれば紀元前1800〜1200年頃と言われています。紀元300〜400年頃にはここに古代ローマの要塞がありました。

その後12世紀になると、ランツベルグは塩の交易路上にあったため城塞が建築されます。これをきっかけとし、ランツベルクは宿駅として、また塩税にておおいに繁栄することとなります。

またこの町で忘れてはならないのが、ヴィース教会を建てたドミニクス・ツィンマーマン(Dominiks Zimmermann)です。建築家及びスタッコ職人であったツィンマーマンは、ランツベルクにも多くの建物を残しており、またここの市長も務めています。

またランツベルクでは4年に一度、ルーテンフェスト(Ruthtnfest)という、子供たちが主役のお祭りがあります。今年は実はその4年に一度でした。

2003年8月2日、ハールブルクを見た後にランツベルクへ向かいました。鉄道でのランツベルクへの行き方は、アウクスブルクから直通のローカル線(1時間に一本、約1時間)です。ミュンヘン方面からだと、途中Kauferingという駅で乗り換えとなります。

駅前は何もありません。町の中心へはレヒ川をわたって5〜8分程度です。

ランツベルク駅 駅 駅

ランツベルク駅。駅前には何もない。

ランツベルク駅は鉄道のホームとバスのホームが並んであります。

駅の案内板の表示。2003年のドイツの夏は記録的猛暑(観測史上最も暑かった)。温度計が37℃!(緯度は北海道より上なんだよ)。


市庁舎とハウプト広場 (Rathaus und Hauptplatz)

ランツベルクの町の中心はハウプト広場(Hauptplatz)です。そのハウプト広場にたつ、ファザードの美しい建物が、市庁舎です。

ランツベルクの市庁舎は1699〜1702年に建てられました。1720年にドミニクス・ツィンマーマンが正面のスタッコ装飾、および内装を手がけています。

市庁舎の中は見学できます。1階の観光局でカードキーを貸してくれるのでそれを借りて上階に登って下さい。4階から2階まで見学できますが、いずれも見応え十分です。

ランツベルクのハウプト広場 ハウプト広場 ハウプト広場

ランツベルクの町の中心、ハウプト広場。真ん中にはマリアの噴水が建つ。後方は市庁舎。個人的にとても美しいと思った広場の一つ。

ハウプト広場の眺めその2。

ハウプト広場の眺めその3。

ランツベルクのハウプト広場 ハウプト広場 ハウプト広場

ハウプト広場の眺めその4。

ハウプト広場の真ん中に建つ、マリア噴水。

マリア像拡大。1783年に建てられた。

ランツベルクの市庁舎 市庁舎 市庁舎

ランツベルクの市庁舎。見事なファザードが目印。

ファザードの拡大。

市庁舎入り口天井。

市庁舎 市庁舎 市庁舎

市庁舎の4階。木目の美しい天井、ランツベルグに関する4つの出来事のフレスコ画がある。

1434年の、市庁舎でのErnst Ball公のダンスの場面。

1315年、ルートヴィッヒ公が、ランツベルクに権利と特権を与えた場面。

市庁舎 市庁舎

1633年、ランツベルクにスウェーデン軍が侵略してきた場面。

1349年、ルートヴィッヒ公が貧しい人のために養護院を創設する約束をした場面。

市庁舎 市庁舎

市庁舎の3階のヘルコマーホール。部屋の前後にヘルコマーの描いた大きな絵がある。

天井のスタッコはドミニクス・ツィンマーマンによる。

市庁舎 市庁舎 市庁舎

ヘルコマーの描いた、市民評議会の様子。

ヘルコマーの描いた、累積会議の様子。

3階前室の天井。これもスタッコはドミニクス・ツィンマーマンによる。

市庁舎 市庁舎 市庁舎

2階。ここは結婚式のセレモニーに使われている。

天井のスタッコはGeorge III ZöpfとStephan Finsterwalterによるもの。

壁に掛かっていた飾り布。

市庁舎 市庁舎 市庁舎

2階前室にはランツベルクゆかりの人の油絵がある。これはドミニクス・ツィンマーマン。

階段の天井装飾。

階段の装飾。


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