ニュルンベルクはバイエルン州で2番目に大きい、人口50万の大都市です。
ニュルンベルクは1050年に初めて文献上に登場する、歴史のある町です。12世紀になるとカイザーブルクの建設が始まり、13世紀には帝国直属都市となります。
15世紀になるとデュラー等の活躍もあり、ニュルンベルクの文化は隆盛を極めます。しかし16世紀になると第2次辺境伯戦争、17世紀の30年戦争の影響に町は衰退し始めます。
近世では工業都市へと発展していきます。ニュルンベルクとフュルトの間に、ドイツ初めての鉄道が開設されました。
しかしその反面、ナチ党の第一回党大会、またユダヤ人を完全排除する「ニュルンベルク法」といった、暗黒の面もありました。このこともあり第2次世界大戦では空襲により町は徹底的に破壊されてしまいます。またナチ戦争責任者に対する「ニュルンベルク裁判」がここで行われました。
大戦後、ニュルンベルクの町は中世の町並みが復元されました。現在ニュルンベルクは「クリスマスマーケット」でよく知られています。
2003年7月27日、ニュルンベルクに行きました。このときはちょうど日本から友人が2人来てたこともあり初めての3人での観光です。
その後ちゃっかり、2003年12月7日〜8日にかけて、もう一度ニュルンベルクに行ってきました。
ヴュルツブルクからニュルンベルクのアクセスはとても良く、1時間に1〜2本程度の割合でICEまたはICが通っています。どちらを使っても所要時間はおよそ1時間です。
カイザーブルクは、ニュルンベルクの町を見下ろすように、岩山の中腹に建っています。
1050年に、ハインリッヒ3世がここに最初の要塞を建てます。その後、1138〜40年にコンラート3世が、皇帝居城を建築します。1200年頃まで城は拡張されました。15世紀に全面的に改修され、現在に見られるような姿になっています。
神聖ローマ時代においては、首都というのは存在せず、皇帝は各地の城を移り住んでいました。このような状況の中、1050年〜1571年における全ての皇帝が、この城に必ず滞在しています。これは当時のニュルンベルクの重要性を示すものです。
城の中はガイドツアーでの見学となります。城の敷地内にあるチケットセンターでチケットを買います。最初に建物内部、最後に井戸を見て終わりです。
建物内の見どころは、ロマネスク様式の二重礼拝堂でしょうか。ただ、とっても残念なことにつるっぺが行ったときは修復中でバラバラに分解されていました・・・
井戸は深さ60メートルに達する、とても深い井戸です。ガイドの方が実際に水を落としてその深さを示してくれます。また井戸の水面まで行く蝋燭も面白いです。
ガイドツアー以外に、塔及び博物館には入れます。塔の高いところからのニュルンベルクの町は勿論見物。博物館には当時の騎士の鎧や武器、宝物などがあります。