ローテンブルクはロマンチック街道の町の中でも、もっとも人気のある町の一つです。
ローテンブルクの歴史は古く、960年頃にタウバー渓谷地区(デトヴァング地区)に最初の集落ができたのが始まりです。
1274年には「帝国自由都市」となります。その後1400年頃には人口が6000人を超し、帝国最大の都市の一つまで発展します。
しかし1618年に始まった30年戦争によって町は衰退し、ローテンブルクは歴史から忘れ去られます。
ところが19世紀に入ると、中世ドイツの佇まいを残すが故に観光地として広く知られるようになります。
残念なことに第二次世界大戦では空爆の犠牲となり、町の40%以上が破壊されました。その後全世界からの大がかりな寄付援助により再建復興が行われ、ローテンブルクは現在ほぼ完全な形で中世の町並みが再現されています。
またローテンブルクのお祭りに欠かせないものが「マイスタートルンク」です。「市長のワイン一気のみ」で知られるこの歴史劇は、1631年10月に、実際に起こった出来事を再現したものです。
2003年の1月25〜26日にローテンブルクへいきました。
ヴュルツブルクからローテンブルクまでは、ヴュルツブルクから普通列車で約40分(一日2本のICだと約30分)のシュタイナッハ(Steinach)までいき、そこからローカル線(おおよそ1時間に1本)に乗り換えて約15分でつきます。
ローテンブルク駅の正式な名前(というか正式な名前)は「Rothenburg ob der Tauber(略してRothenburg o d T.)」です。「ローテンブルク」という名の町は他にもあるので、それを区別するために「ob der Tauber」("タウバー川の上の"という意味)がついてます。DBの検索の時などは名前に注意してください。
駅から城壁内のマルクト広場までは歩いて10〜15分程度です。
ローテンブルクの観光局お勧めの観光ルートがあります。その順番で以下紹介(マルクス塔までが観光ルート)していきたいと思います(一部違います)。
僕が実際に回った順番は、博物館などの開館時間の都合上、全くバラバラです(ちなみに25日の深夜は雪が降りました)。従って時間の流れが変なところがありますが気にしないでください。
あと、ローテンブルクの観光に当たっては歩きやすい靴は必須です。城壁内の道は基本的に石畳であり、かつアップダウンがあります。あと雨(雪)が降ると滑りやすいです。
2003年10月追記:ローテンブルクへ2003年9月27〜28日に再度行ってきました。このときの写真も含め、大幅に追記しました。写真は夏と冬が混ざっていますが気にしないで下さい!気にしてはいけません!!
マルクト広場にあるローテンブルクの市庁舎は、2つの部分から構成されています。
ゴシック様式の市庁舎および60メートルの鐘塔は1250〜1400年の間に建てられ、前方のルネッサンス建築物は1572〜1578年に建てられ、アーケード突出部が1681年に付け加えられました。
マルクト広場側の入り口から入り、螺旋階段を上って途中、玄関の間を抜け、木造でかなり急な階段を上ると塔の展望台に行けます。なお混雑時は登る人数の制限がかかります(途中信号があります)。大人1ユーロ。通路も狭く急なため、なるだけ荷物は持たずに登った方がいいです(僕はリュックを背負って大変な目に遭いました)。
展望台への最後のはしごがかなりきついですが、登った後はローテンブルクの町が一望できます。苦労して登る価値は十分にあります。展望台の足下が少し怖いけど(笑)。
マルクト広場にある、切り妻の壁に時計がある特徴的な建物がローテンブルクの市議宴会場です。
主時計は1683年に取り付けられ、1910年に仕掛け時計がつけられました。仕掛け時計はローテンブルクの逸話である、「マイスタートルンク」の物語にちなんだもので、右側のヌッシュ市長が大ジョッキのワインを一気飲みします(動きはかなり地味です)。毎日午前11時から午後3時まで(夏は夜9時と10時も)毎時みることができます。
現在この建物にはツーリストインフォメーションが入っています。ローテンブルクの町のパンフレットはここ以外にも至る所にありますが、ここには他の観光名所のパンフもまとめておいてあるので、ここで一気にもらうといいでしょう。