マインフランケン博物館 (Mainfränkisches Museum)

マリエンベルク要塞のバロック風の武器庫が、現在マインフランケン博物館として使われています。

この博物館の最大の目玉は「リーメンシュナイダー コレクション」です

リーメンシュナイダー(Tilman Riemenschneider)はロマンチック街道の北側(ヴュルツブルクからローテンブルグにかけて)では切っても切れない関係です。

リーメンシュナイダーは16世紀のドイツを代表する彫刻家で、1460年頃にドイツのほぼ中央のハイリゲンシュタット(Heiligenstadt)に銅細工師の息子として生まれます。その後ヴュルツブルクに住む叔父の元に身を寄せ、マイスターとして仕事を始めます。

すばらしい芸術性により皆から尊敬され、リーメンシュナイダーはここヴュルツブルクの市長を務めたこともあります。

しかし1525年の農民戦争の際には、農民側について司教領主側と戦い破れ、マリエンベルク要塞に幽閉され拷問を受けました。その後解放され、リーメンシュナイダーは1531年7月7日にヴュルツブルクでなくなっています。

農民戦争で農民側についたため、リーメンシュナイダーは忌み嫌われ、死後300年後の1822年にドームの墓地にて彼の墓碑が見つかるまですっかり忘れ去られていました。

しかしリーメンシュナイダーの作品は多くの人から愛され、大切に保存され、現在までその美しい姿を保ったものが数多くあります。

注:マインフランケン博物館は月曜休館です。

マインフランケン博物館 リーメンシュナイダーの墓碑

マインフランケン博物の入り口。

リーメンシュナイダーの墓碑。息子のイェルク(Jörg Rimenschneider)作。両足の間の模様はリーメンシュナイダー家の家紋(革ひもはドイツ語でリーメン)。

リーメンシュナイダー作の悲しみのマリア リーメンシュナイダー作のテーブル

リーメンシュナイダー作の「悲しみのマリア」1505年頃の作品。彩色されており、特に手のあたりの細工が細かい。

リーメンシュナイダー作の「テーブル」。1506年の作品。

リーメンシュナイダー工房作の石像 リーメンシュナイダー工房作の石像 リーメンシュナイダー工房作の石像

元はマリエンカペレの外壁に設置してあった聖人の石像たち(その1)。いずれも1500〜6年頃の作品。一番右がユダ。

元はマリエンカペレの外壁に設置してあった聖人の石像たち(その2)。左がバルトロマイ、真ん中がピリポ。

元はマリエンカペレの外壁に設置してあった聖人の石像たち(その3)。

リーメンシュナイダー工房作の天使の燭台 リーメンシュナイダー学校作聖マリアの血族の木像

天使が燭台を持っている木像。1505年頃の作品。

聖マリアの血族の木像。左側にマリア(Mary)とヨセフ(Joseph)、右側にマリアの母のアン(Anne)とヨアキム(Joachim)。1505〜10年頃の作品

リーメンシュナイダー作3体の木像 リーメンシュナイダーコレクションの木製のレリーフ リーメンシュナイダー工房作の石像

左が聖バーバラの木像。1510年頃の作品。真ん中が子供を抱く聖マリアの木像。1520〜5年頃の作品。

木製のレリーフ。

聖ヨハンの石像等。1510年頃の作品。

リーメンシュナイダー作のアダム リーメンシュナイダー作のイブ リーメンシュナイダー作の子供を抱く聖マリア

リーメンシュナイダーの代表作「アダムとイブ」の「アダム」。1492〜3年に制作。石像とは思えないくらい曲線と詳細な作りが美しい。

リーメンシュナイダー作「イブ」。元々はマリエンカペレに設置するために作られ、実際設置されていましたが、1894年に「裸である」という理由で取り外されました。現在マリエンカペレにある「アダムとイブ」は忠実な模造品です。

リーメンシュナイダー作の「子供を抱く聖マリア」。1520年頃の作品。

ブドウ絞り器 樽づくり

ずらっと並ぶブドウ絞り器(WinepressHall)。Annual Franconian Wine Awardのときにこのホールが使われるらしいです。

ワイン樽づくりの展示の様子。木の香りがいっぱい。


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